テント撤収時に雨に降られてしまうと、大変な片付け作業がさらに面倒になりますよね。雨での撤収作業のポイントはなるべくキャンプ道具を濡らさないこと。作業手順を決めておけば効率よく濡れずに片づけていくことができますよ。ここでは雨天時の撤収作業について考えていきたいと思います。
雨キャンプの撤収作業であると便利なグッズは?
雨が降っているときの撤収作業にはこんな道具があると便利です。
- レインコート:上下別れているものの方が動きやすいです
- ブルーシート:荷物置き場として
- 濡れた道具を拭くぼろタオル
- 濡れたテントを入れるウォータバッグまたは大きめのビニール袋
たまにしかキャンプに行かないならば100円ショップの使い捨てで十分だと思いますが、キャンプに回数行くのであれば上下別れるタイプのレインコートが動きやすいのでおすすめです。
ブルーシートは本当に万能。なにかあったときにいろいろ使えます。一枚トランクに積んでおくことをおすすめします。
大きめの防水バッグならトランクを濡らさずに濡れたテントを持ち帰れます。100円ショップの特大ゴミ袋でも大丈夫ですが水やテントの重みで穴があくこともあります。
撤収作業は雨雲とにらめっこ。お天気アプリでタイミングをはかろう。
世の中本当に便利になりましたね。スマホのほとんどのお天気アプリは雨雲の動きをチェックできます。
電波が届かないような秘境キャンプでは仕方ありませんが、撤収作業は雨雲の動きをチェックしてタイミングをはかるといいですよ。間違えても真っ赤な豪雨のときではなく、雨雲の切れ間や雲の色が薄い=雨脚が弱いときにおこないましょう。
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雨撤収で気をつけたい5つのポイント
1.絶対濡らしたくない寝具類は一番最初に片付けておく
寝袋などの寝具類は絶対に濡らしたくないですよね。そして寝袋を小さく畳むのは結構な重労働です。後の作業を効率よく進めていくために最初に寝具類はかたづけ、すぐに詰める状態にしてテントの隅に衣類などと一緒に置いておきましょう。
2.車に積み込む順序をきちんと決めておく
車に積み込んでから、ああでもない、こうでもないと入れたり出したりしては、あっというまに荷物がびしょ濡れになってしまいます。車にキャンプ道具をどの順番で積み込んでいくかあらかじめ決めておきましょう。
3.雨に濡れない場所に荷物を置くスペースを作る
積み込み順序が決まったら、順番に荷物を並べながら片づけていきます。2ルームテントの場合は前室にブルーシートなどを敷いて荷物が濡れないを片づける場所を作ります。
小型のテントでタープは張っている場合は写真のように隙間があかないように設営しましょう。とにかく雨に濡れない場所に荷物置き場をつくり、そこに並べながら片づけていくのが重要です。
テーブルや椅子の足など直接地面について濡れていたら、このタイミングでいらないタオルなどできちんと拭いておきましょう。
4.可能であれば車をなるべくテント近くに駐車しなおす
荷物を積み込む準備ができましたか?サイトが広くて可能であれば車をなるべくテントの出入り口近くに移動させて駐車します。こうすることで荷物を濡らさずにすばやく積み込むをおこなうことができます。
あとは並べた荷物を一気に積み込んでいきます。
5.最後はテントを素早く片づける
荷物をすべて積み込んだら最後はテントです。雨に濡れてしまうのでレインコートなど雨具を着用しましょう。
雨撤収の場合、テントはあとでどうせ乾燥させなくてはいけないので丁寧に畳んでバッグに入れる必要はありません。大きなビニール袋などに丸めてとりあえず入れてしまいましょう。トランクに詰める大きさになれば十分です。とにかくご自身が濡れないために素早く作業することがポイントです。
帰宅したら濡れたテントやタープは早めに乾燥させましょう
ビニールにとりあえず入れて持ち帰ったテントは早めに乾燥させるようにしましょう。生地にもよりますが、あまりそのままの状態にしておくとカビが生えてしまうことも。
梅雨の時期などなかなか干せる日がない場合は、有料ですが乾燥サービスを使ってしまうのも1つの方法です。

まとめ
キャンプ道具を濡らさずに撤収するポイントは荷物を雨から遮ってくれる荷物置き場と車に積み込む手順をきちんと決めておくことです。最初は手間どうかもしれませんが回数を重ねていくうちに慣れていきますよ。

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