美しい富士山を楽しみながらキャンプをしたいなら『ふもとっぱらキャンプ場』がおすすめです。こんなに美しく富士山が裾野まで見える場所ってそうないですよ。
ではさっそくいってみましょう。
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美しく壮大な富士山が見放題なキャンプ場
富士山がすそ野まで見える貴重な場所
『ふもとっぱら』といえばとにかく富士山が美しく見えるキャンプ場として有名です。運よく快晴の日に巡り合えればてっぺんから裾野までくっきりと富士山の全景を拝むことができます。
美しい富士山を見ながらのキャンプかなり贅沢です。
ふもとっぱらキャンプ場の特徴は?
ふもとっぱら予約はどうすればいい?
HPに一応予約フォームがありますが、フリーサイトでとにかく広大な敷地なので、当日でも一杯と言われることはあまりないようです。私たちも当日に電話で問い合わせしたところOKでした。
ただしGW期間中(4月28日~5月6日)は必ず予約が必要だそうです。詳細はHPで確認してくださいね。
ふもとっぱらの料金は?
5名まで+テント1張り+車またはバイク 1台までで3500円となります。タープや車など追加することで追加料金がかかってきます。
- 車1台追加
- タープ追加
- 2ルームテント
- テントタープ一体型
- 6人目から
上記について一つあたりについて+1000円の追加料金がかかります。まあ、それでも一般的なキャンプ場よりは安いですよね。
ふもとっぱらはキャンセル料がかからない
コテージや宿泊施設をのぞいてはキャンセルチャージされません。これは天気でキャンプの決行を決められるので嬉しいですね。
ふもとっぱらではテントはどこに張るのがおすすめ
とにかくだだっ広いフリーサイトのふもとっぱらキャンプ場
初めて行くと、とにかくどこまでも続く広大なキャンプ場に圧倒されます。フリーサイトなので、はっきりいってどこにテントを張ればいいのか迷います。とりあえず富士山の方向に向かって張るにしてもどこがいいのでしょうか?

出典:ふもとっぱら
ふもとっぱらでは小さい子どもがいる場合は、トイレや炊事場付近がおすすめ
まず小さなお子さんがいる場合は、トイレに歩いていける場所を優先にした方がいいと思います。このポイントを考慮しないで設営してしまうと大変なことになります。そして、やはり炊事場は近くにあった方がいいですね。
地図上では水道のマークがついている場所です。
ふもとっぱらでは不便さを承知なら富士山を見ながらのプライベート感も楽しめる
大人だけでゆっくりしたいなら、不便さを納得のうえ混み合ってない離れた場所で設営するのもありかもしれません。日中はアルコールを飲んでいないならトイレに車で行くこともできますが、日没後は基本場内の車の移動は禁止とありますので、歩いてトイレに行くことになります。
ふもとっぱらのサイトの状態はどんな感じ?
ふもとっぱらの地面はペグが結構打ちにくい
自然の草原なので、土壌には結構石があります。ペグはスノーピークやエリッゼのような鍛造タイプがおすすめです。アルミペグだと曲がってしまったり、刺さらない場所もありました。
風が強くなるときもあるので、テントに付属でついているプラスチックペグだけで行くのはちょっと無謀かもしれませんよ。
我が家が使用しているペグはこれです。丈夫でどこでも刺さるので非常に使いやすいです。色がついているので、撤収時も簡単に見つけられるし、紛失防止になっていいですよ。
ふもとっぱらでは夜露に注意
草原なので、朝起きたら夜露が結構降りていました。場所によっては足首くらいの長さはあるので普通の布製の運動靴だとビショビショになることも。
防水性の靴か、子ども用には長靴を持っていた方がいいかもしれません。
ふもとっぱらの施設は?
ふもとっぱらは特に女子トイレに注意
初秋の頃に行ったので大きく混雑はしていなかったものの、それなりに人は入っている感じでした。我が家がテントを設営したのは管理棟から離れた移動トレーラー式の簡易トイレや炊事場が使える場所。
その時は、トイレは男女共有または子ども用で女子専用はありませんでした。そして夜中にはトイレが溢れていました。これは結構きつかった。結局トイレを探してさまようことに。
管理棟周辺には女性専用の建物内のトイレもあるので、繁忙期はトイレ事情は考えた方がいいかもしれません。
ふもとっぱらのお風呂は?
ふもとっぱら場内にもあり
場内にもあるようですが、常に解放されているわけではないようです。他の方のブログを見ると、無料のお風呂を使っている方もいますが、私たちの行った時は解放されていませんでした。
近所の温泉が広くておすすめ
私たちは近隣の温泉施設に行きました。それほど混雑していなくて広くてよかったですよ。温泉施設に関しては『おすすめの周辺施設』でご紹介したいと思います。
ふもとっぱらの気温や気候は?
寒さに注意!
私たちは秋に行きましたが夜は無風ながら結構寒かったです。焚き火とストーブ、ホッカイロや湯たんぽで暖をとりました。秋以降に行かれる方は寒さ対策をきちんとしていくことをおすすめします。

ふもとっぱらは風対策が重要!
ふもとっぱら、結構風が吹くキャンプ場で有名みたいですね。私たちも強風にやられました。寝る時はほぼ無風だったのですが、深夜からすごい強風に見舞われ、深夜引き綱やペグを何本か増やしたくらいです。
朝起きたら、メッシュシェルターが風で半分くらいに潰れていました。これはまずいと思ったのですが、さすがスノーピーク、ポールがあんなに弛んだのに折れませんでした。
まわりでは結構タープを飛ばされている人も。まわりのサイトでも深夜に人が出てバタバタと風対策していました。
撤収時も歩けないくらいの強風で、テントやタープを畳むのは諦めて、なんとか丸めてトランクに。この日は特別強風だったようですが、こんなケースもあるので、就寝時に無風でもこのキャンプ場では強風対策としてロープやペグはきちんとした方がいいと思います。
写真は翌日の富士山の様子です。風の強さわかりますかね。
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ふもとっぱらの楽しみ方
ふもとっぱらで美しい富士山を撮影する
とにかく富士山が美しく見えるふもとっぱら。ラッキーにもお天気に恵まれて富士山がよく見えたら、いろいろな時間の富士山を撮影してみてください。それほど精度の高くないカメラやスマホでも美しい写真が撮れるはずです。
写真は私が撮った富士山と月。ちょうど真上に月があって天使の輪のようでかわいかったので。
管理棟近くの池も無風のときは逆さ富士が撮影できる有名なスポットです。
ふもとっぱらではイベントも
前売りチケットの購入が必要ですが有名な『GO OUT』などもここで行われているようです。入場無料のイベントが行われることもあるようなので、ふもとっぱらのイベントカレンダーでチェックしてみてください。
ふもとっぱらでは時期によっては気球体験も
イベントや夏休みなどのバケーション期間にキャンプ場所有の気球に乗る体験もできる様です。開催は早朝または夕方。HPや管理棟で確認してみてください。
このレインボーの気球と富士山がまた絵になるんですよね。
ふもとっぱらのライブカメラ/ポイントスコープカメラにうつってみる
ふもとっぱらのHPといえば、ポイントスコープカメラから一定の感覚で送られてくる写真。このカメラ、池の近くから富士山方向に歩いて行った木に固定されているそうですよ。写真を見ながら、探して見るのも楽しいかもしれません。
自分たちがうつった写真をキャプチャーしてみては?
ふもとっぱらはおしゃれキャンパー率高し!
ふもとっぱらといえば、おしゃれキャンパー率が非常に高いです。中には一体こんなにたくさんの装飾品と荷物をどうやって運んできたのかと驚く様なおしゃれサイトも。
おしゃれサイトを横目に見ながら場内を散歩するのも楽しそうですね。
ふもとっぱらでは盗難に注意して!
こんな素敵なキャンプ場ですが、残念なことに盗難の被害もブログで見かけます。サイトを留守にしていたときだけでなく、就寝中に椅子やテーブルごっそりなんてのもあるようです。
キャンプギアって愛着もあるし結構高額なのでこれはショックですよね。
我が家はまだ盗難にあったことはありませんが次のようなことで対策しています。
- 就寝前は椅子やテーブル類はすべてツールームテントの前室に移動
- テントとタープの時は面倒だけど車に入れる
- テントを離れるときはランタンなどの高価で小さいものはテントにしまう。長時間離れるときは車へ。
- テントを離れるときはきちんとジッパーを閉める
- 夜間離れるときは中で常夜灯をつけて人がいるように思わせる
ふもとっぱらキャンプ場の詳しい情報
住所:〒418-0109 静岡県富士宮市麓156
電話:0544-52-2112 (08:30~17:00)
ふもとっぱら周辺のおすすめ情報
車で15分の『あさぎり温泉』がおすすめ
我が家は車で15分くらいで行ける近隣のお風呂に入りに行きました。新しい施設でそれほど混雑もしていなかったので、とても気持ちよかったです。時間によって料金が安くなるようなので出かけるときにチェックすることをおすすめします。
住所:〒418-0103 静岡県富士宮市上井出3470-1
電話番号:0544-54-2331
営業時間:10:00-22:00
石好きなら絶対おすすめ『奇石博物館』
ふもとっぱらから国道139号を使って約25分くらいで行けます。
我が家の子ども達はキャンプアンドキャビンズのとレジャーハンター(キラキラした天然石を掘る)のが大好きなので、ずばりストライクでした。博物館の方は時間の関係で行けませんでしたが、水と砂利の中から天然石を探し出す体験ができます。
キャンプアンドキャビンズは持って帰れる石が2個までと決まっていますが、こちらは小ぶりながら無制限。大人も子どもも無言で掘り続けるくらい夢中になりました。ただし、中腰作業になるので大人は腰痛注意です!
住所:〒418-0111 静岡県富士宮市山宮3670
電話:0544-58-3830
まとめ
有名なキャンプ場ですが、あまり手を入れていないあくまでも自然を楽しむキャンプ場と考えた方がいいです。よって、強風や雨に降られた場合、ある程度の経験と知識が必要かもしれません。雨でぬかるみにはまったとかも聞きますから。初心者の方は数回キャンプ経験したあと、ぜひお天気のよい日にチャレンジしてみてください。
あの富士山の美しさは写真では伝えられないです。
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